ポンチョはホントに万能か?

私は装備の一つにポンチョを加えることが多い。
方形の防水布にフードが付いているだけなので、雨具の他にも多用途に使用できるからである。
しかし、雨具とシェルターの被覆材として併用出来る訳ではない。
ポンチョを屋根として張ってしまえば、雨具として使えない。
両方に使えるからと言って、一つで済ますわけにはいかない。同時に両方が必要な事もあるだろう。

ポンチョは雨具としては不完全でもあるので、コース中不都合な状況になるかも知れない。
藪では引っかかってつかえないし、急傾斜では裾を踏むかも知れない。
鎖場や梯子も駄目だし、ナイフエッジの上を移動中に突風が吹く事もあるだろう。


私がポンチョを持つのは、基本的にバックアップの為であり、軽量タープとしての使用や、ビバーク時にツェルト代わりにする。

雨具としては使えないような事を書いたが、私はむしろ積極的に使用している。
既知のフィールドで、ポンチョでも問題無いような所や、まず雨の心配が無いところでの予備として、など。
キャンプ地に付いてからも、テントやタープから出るときに、一々セパレート式を着るのも面倒なのでポンチョを被る。
着替えの時も有効である。

ビバーク時には、何かにもたれ掛かるように座り、脚をたたみ(体育座り)、ポンチョの裾を体の下に入れて袋状にすると、ヒートロスが少ない。
膝の下で、スプーンにのせた少量の固形燃料を燃やすと暖かいが、危険を伴う。

欠点も多いが、理解して使用するなら非常に便利なのがポンチョである。


私は、米軍のカモポンチョと、モンベルのものを使用している。
前者は大判でグロメットもしっかりしているのでタープとして使いやすい。
後者は、透湿素材の使用もあるので、雨具として使用しやすい。ビバーク時にも蒸れにくい。

参考図書としては、コリン・フレッチャーの「遊歩大全」が色々な使用法が載っている。
絶版なので入手が難しいが、原書はアマゾンで買える「Conplete walker」
イラストも多いので読みやすい。
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by rwalker | 2006-03-28 00:16 | 衣類
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