飯盒2種

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左は自衛隊の新型飯盒、右は角型飯盒。
両者とも普通の飯盒の半分ほどの高さしかない、コンパクトではある。

角型飯盒は、旧軍の将校用と同じ形のようだ。
調理器具としてでは無く、弁当箱として使用していたそうである。
弁当箱としては相当大きい、三合近い飯が入りそうである。


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本体、中子、蓋と構成は普通の飯盒と同じ。

自衛隊の飯盒は蓋に取っ手が付いているので、フライパンとして使用できる。
蓋と中子を連結できるので、片手で2種類の料理を保持できる。
本体も浅いので食器として使いやすい、大人数のキャンプでは良さそうである。

角型には特にギミックは無いが、弁当箱として使うのなら問題は無い。
中子の容量は1.5合。


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自衛隊の飯盒には、それぞれのパーツに桜の刻印がある。
中子には段が付いていて普通の物より深い、その為蓋も深くなっている。
炊飯の際に、中子に肉や野菜をいれておけば、一緒におかずも作れる。


もともと飯盒はヨーロッパの軍隊で使用していたものを取り入れ、炊飯に向くように改良されたものだ。
深めのデザインは裸火で使う場合には、側面からも熱が回るので効率が良い。
中子は米の計量にも使えるサイズで、本体にセットすると蓋の密閉性を高め沸騰までの時間を短くする。
ソラマメのような断面はドイツと同じだが、これは雑嚢にストラップで固定する為である。

現代の軍隊では、兵士が前線で調理することは少ないので、軍用には浅型の食器とキャンティーンカップを採用している国が多い。
アウトドアスポーツでも、コンパクトストーブを使うことが多いので、飯盒を使用するメリットは少ないのであまり見かけなくなった


上に挙げた飯盒は、伝統的な形よりも使いやすいかもしれないが、やはりストーブとの相性は悪い。
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by rwalker | 2006-10-03 19:52 |
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