カテゴリ:食( 21 )

飯盒2種

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左は自衛隊の新型飯盒、右は角型飯盒。
両者とも普通の飯盒の半分ほどの高さしかない、コンパクトではある。

角型飯盒は、旧軍の将校用と同じ形のようだ。
調理器具としてでは無く、弁当箱として使用していたそうである。
弁当箱としては相当大きい、三合近い飯が入りそうである。


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本体、中子、蓋と構成は普通の飯盒と同じ。

自衛隊の飯盒は蓋に取っ手が付いているので、フライパンとして使用できる。
蓋と中子を連結できるので、片手で2種類の料理を保持できる。
本体も浅いので食器として使いやすい、大人数のキャンプでは良さそうである。

角型には特にギミックは無いが、弁当箱として使うのなら問題は無い。
中子の容量は1.5合。


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自衛隊の飯盒には、それぞれのパーツに桜の刻印がある。
中子には段が付いていて普通の物より深い、その為蓋も深くなっている。
炊飯の際に、中子に肉や野菜をいれておけば、一緒におかずも作れる。


もともと飯盒はヨーロッパの軍隊で使用していたものを取り入れ、炊飯に向くように改良されたものだ。
深めのデザインは裸火で使う場合には、側面からも熱が回るので効率が良い。
中子は米の計量にも使えるサイズで、本体にセットすると蓋の密閉性を高め沸騰までの時間を短くする。
ソラマメのような断面はドイツと同じだが、これは雑嚢にストラップで固定する為である。

現代の軍隊では、兵士が前線で調理することは少ないので、軍用には浅型の食器とキャンティーンカップを採用している国が多い。
アウトドアスポーツでも、コンパクトストーブを使うことが多いので、飯盒を使用するメリットは少ないのであまり見かけなくなった


上に挙げた飯盒は、伝統的な形よりも使いやすいかもしれないが、やはりストーブとの相性は悪い。
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by rwalker | 2006-10-03 19:52 |

水筒

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瓢箪の水筒。
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正確に計った事は無いが、2Lくらいの容量はある。


まだ青い色の残る実を使い、棒で中身をかき出した。
しばらくは水に苦い味が付いたが、一月ほどで味は付かなくなった。

孟宗竹で作ったものよりも軽いが、携帯しやすい形では無い。

面白い形なので、ニスを塗って磨き、紐を麻にでも変えておこうと思う。
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by rwalker | 2006-09-30 00:52 |

あまり使わない物

昔は良く使ったが、使わなくなってしまった物など

SIGGボトルケース
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600ccボトル用、保温、保冷ケース。
径10cm弱×高23cm。
カナダの中古スポーツ用品店で購入、10ドルだった。

内部には発泡スチロールが貼られている。
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意外と保温性能は良いが、サーモスの方が優れているしコンパクトなので使わなくなった。
作りはキッチリしていて、さすがスイス製である。

500ccの缶ビールにも合う。
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フタのところに小さな保冷剤を入れられるので、日帰り登山のクーラーにも使える。

数年前、新品をスキャグウェイ(アラスカ)の小さな店で見かけたが、まだ有るだろうか?


カナダ軍メスキット。
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角型の鍋で、大小二重になっている。
上にのっているのは、キャンティーンカップ用の取っ手。

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大は、185mm×140mm×63mm
小は、170mm×133mm×55mm

英軍のモノと形もサイズも似ているが、こちらの方はフチがロール仕上げで作りが良いし、底にRが付いているので使いやすい。

角型なので収納性は良く、レトルトを温めるのにも向く。
非常持ち出し袋にでも入れておくのが良いかも知れない。
以前は、ファーストエイドキットとサバイバルキットを納めていた。


キャンティーンカップに付けた取っ手。
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カタログでは、焚き火の上で吊り下げられるとあったが、不安なので一度も使ってない。
水筒、カップのコンポーネントに合うわけでも無く、収納性も良くない。
ミニトランギアのポットホルダーの方がよほど良い。
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by rwalker | 2006-09-29 20:29 |

海外旅行中の食事

北米しか行った事は無いが、それなりに長くいたので、状況別に分けて記す。
なるべく外食はしない。

バスでの移動中

アラジンやサーモスのインシュレートマグ、水筒(ペットボトル)を持つと便利。
1~2泊をバスで過ごすことも多い。(バンクーバー~ホワイトホースは3日)
ミールストップとして、ファストフードや軽食店のあるところで1時間ほど止まる事もあるが、一食5ドル以上かかかる。
バスに乗り込む前にサブウェイなどで、サンドイッチを買い込む。
スーパーで小粒のリンゴをいくつかと、ホットドッグ用のパン(6ヶで1ドル)を買っておく。
大きなマグがあれば、コーヒーを買うとき便利。(ガススタンドの売店でも売っている)


車での移動中

一週間を超える移動なら、安いクーラーボックスを買うと便利。
ミネラルウォーターなども、安いところで多めに買っておく。20ozのボトルが24本で数ドルだったりする。
ドーナツもダースで買うと安いが、手がベタベタするので運転中には向かない。
キャンベルのシチューやスタッグのチリを何缶か持つと、温めるだけで結構ヴォリュームのある食事になる。
クーラーボックスは、帰国前に質屋に売るか、慈善団体に寄付する。


バックパッキング

ミニッツライス(乾燥米)とインスタントラーメンが主食。
シリアルミックスと粉ミルクも便利。
中華街のスーパーでは棒ラーメンが手に入る、結構美味い。
オイルサーディンを日数分持つ。変わった味もあるので、試食しておいた方が良い。
ビーフジャーキーとナッツ類を携帯食に。
大きなスーパーでは、乾燥野菜や乾燥米、ナッツやドライフルーツをバルク売りしてる事が有る。
パスタ類は、水と燃料が多く必要なので避ける。
リンゴは日持ちするので便利。
マルチャンのカップラーメンが、3ヶで1ドルで売っている。ジップロックに入れて砕くとコンパクト。必要な分だけ使えるので便利。



カヤック

河でも海でも比較的多くの荷を運べるので、食事の自由度は高い。
基本的に主食は米。
以下、2週間分の食料リスト。
米4kg、玉ねぎ10ヶ、人参2ポンド、ジャガイモ5ヶ、ホットケーキミックス1kg、ラーメン10袋、オイルサーディンとツナ缶計10缶、マカロニチーズ4箱、シリアルバー20本、ビーフジャーキー1kg、ビスケット500g、バター1ポンド、リンゴ1ダース、味噌、醤油、ケチャップ、唐辛子、塩、コーヒー、ウオッカ、メープルシロップ。
予備も含めているので、最大で3週間は持つ。
釣りや猟もするので、たんぱく質より炭水化物を重視。
出発前に余裕があれば、ペミカンを作ると便利である。
野菜の味噌漬けも同様であるが、こちらは出発してからでも出来る。



出国時の装備(食事関係)

山にしか行かない場合
MSRのガスストーブ
EPIのチタンクッカー
サーモスのトラベルマグ
箸とスプーン


カヤックの場合
MSRウィスパーライト
トレンチグリル
SIGG INOXALクッカー(16cm 18cm)
MSRアルパインフライパン
ロッキーカップ
サーモスのトラベルマグ
箸とスプーン
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by rwalker | 2006-09-13 21:43 |

マカロニチーズ

紙の箱に、200gのマカロニと粉末チーズが入っている。
大味というか、粉を全部使うと味が濃い。
アメリカやカナダでは安く売られていて、キャンプなどでも良く食べる。

クラフトの製品が有名だが
スーパーマーケットなどのブランドだと、ダースで3ドルくらいで買えたりする。

懐かしい味なので、たまに輸入食材店で買うが、高すぎる。


代用品として、似たような構成の「マカロニグラタン」を試してみた
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クイックマカロニなるものと、粉末チーズソースなので似たようなものだろう・・・


アルコールストーブに火を入れ、ロッキーカップで玉ねぎとベーコンを炒める。
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火が通ったら、水とマカロニを加え、煮る。
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マカロニが柔らかくなったところで、粉末ソースを袋の半分投入。
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あまり美味そうには見えない・・・

味は、焼いてないグラタン。


考えてみれば当然である、箱に書いてある「作り方」のオーブンを抜かしただけだから。

茹で上がったマカロニに、溶けるチーズを絡めたほうが良かった。


いずれにしろ、パスタ類は結構燃料がかさむし、ポットの洗浄も面倒なので、山には向かない。
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by rwalker | 2006-08-21 22:31 |

ロッキーカップで炊飯

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ロッキー1パイントカップで、炊き込みご飯を炊いてみました。

1:米をカップの四分の一まで入れ、良く研いで水に浸し30分。

2:カップの半分まで水を入れ、ミックスベジタブルとチキンコンソメのキューブ半個を入れる。

3:蓋をして火に掛ける。

4:水が無くなったら、保温ラップ(弁当用)にくるみ蒸らす。

5:10分程蒸らしたら完成。


熱源は英軍用トミークッカーの固形燃料を使用しました。
一個で約9分燃焼します。ちょうど一個で炊き上がりました。

アルコールストーブでもやってみましたが、火力が強すぎ吹き零れるので、今回は固形燃料のほうがやりやすかった。
風のある屋外や、気温の低い時期は逆になるかもしれません。

五徳は先日作った三本脚です。
風防は、100均で買ったアルミの油はね防止プレートから作成。

固形燃料もアルコールストーブも、風に非常に弱いので風防は必須です。
クッカーに対する熱効率も良くなります。
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by rwalker | 2006-08-07 09:39 |

キャンティーンカップ

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上段は新旧の米軍用キャンティーンカップ。
右下はイギリス軍用?
左下は1Lのナルゲンボトルにぴったりのカップ。

軍用の水筒+カップのシステムは、軽装で行動する場合には便利である。

まず、浅い水場からでもカップですくい、水を水筒へ移すことが出来る。
水を煮沸殺菌できる。
調理も可能。

重量を考えると、プラティパスとチタンカップの方が軽くなるが、水筒+カップ+スタンド(固形燃料用)を一つにまとめてカバーに収納して腰に吊るせるのは魅力である。

以下はスタンドにセットした状態。
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右のスタンドは軽くコンパクトだが、左の方がカップ下部を包み込形なので熱効率が良い。
左上はイギリス軍用のスタンド。重くかさばるがステンレス製で丈夫。


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デザイン的に底が深く洗いにくいのが欠点だが、システムは評価できる。
500mlのペットボトルに合うカップを見つけてボトルケースに収めておけば、非常用として便利である。
金属製のカップがあれば、水を煮沸できるし、暖かい飲み物も作れる。

フィールドでは、金属製のカップを代用できるものはあまり無い。
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by rwalker | 2006-07-29 21:54 |

非常食?保存食?

災害時の非常食ですが、まず第一撃を生き延びるのが重要です。
非常食は、「死んでいなければ役に立つ」ので。

地震などでも、咄嗟に脱出する際に携行できるのは、軽量コンパクトで、すぐ手に取れる所ある必要があります。
一週間分の水、食料、装備を、「咄嗟に」引っ掴んで、迅速に行動するのは難しいと思われるので、デイパック程度に、一日分の水と食料、備品を納めて、壁に吊るしておいた方が良いと思います。

それ以外には、普段から乾物、缶詰を使うようにして、ある程度のストックを確保。古い順に料理に使用して、買い足して行くのが良いと思われます。

中には、日常で使用しにくいもの(アルファ米など)もありますが、そういったものはキャンプ、登山で使用していくのが良いでしょう。
キャンプなどしない方は、普段使えない保存食を備蓄する必要は無いと思われます。
その辺のスーパーで買えるものでも、保存食は充分なので。

実際には
無洗米
レトルトのご飯、お粥
小麦粉
缶詰(ツナ、サバ水煮、ホールトマト、豆、シチュー、チリ、大和煮、コンビーフ、スパム、サーディン・・・・)
レトルトのカレー、シチュー
煮干
干し貝柱
スルメ
鰹節
海苔
切干大根
干ししいたけ
乾燥ワカメ
昆布
インスタントラーメン
パスタ
常温保存できるソーセージ
その他多数

水と備蓄食料は、一戸建てに住んでいるなら、庭に置く簡易物置(倒壊の心配が少ない)にも置いた方が良いかも。
ライフラインの切断も考え、ライトと電池、カセットコンロと燃料、七輪と炭なども必要です。

実際に、阪神での震災にあった方の話では、「食料の備蓄があっても、腹をすかして泣いている子供に分けてしまう」ので、食料よりも、バール、スコップなどの、脱出、レスキュー用ツールの方が役に立つそうですが。

非常食を準備するという行為は、非常事態がありうる事を、実際の行動により意識に深く刻むことが出来ると思います。
準備したものを実際に使用する事よりも、意識の中でシュミレーションする事になるので、何も準備しないよりは冷静に行動出来るようになるかもしれません。

とにかく、靴とライトは枕元。パジャマかスウェットを着て寝る。
ライトや非常持ち出し袋には、トリチウムのキーホルダーを付けるのがいいかも知れません。


不備な点があればコメント下さい。
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by rwalker | 2006-03-30 22:56 |

24時間食料パック

登山、トレッキングで携帯する食料の一例。
軍用レーションからヒントを得た。

アルファ米200gpk×1
カンパン又はクラッカー100gpk×1
インスタントラーメン(東京ラーメン)×2
ソーセージ缶詰×1
ツナ缶×1
卵スープ(フリーズドライ)×2
サラミソーセージ×1
ペミカン(作り方は下記、冬季)
ティーバッグ×2
ドライフルーツ(バナナ、マンゴー、杏など)×1
チョコレート(ナッツ入り)×1
固形ブイヨン×1
醤油(弁当用)×1
ブックマッチ×1
固形燃料 適量
焼酎二合


食事例
金属製のカップ(500ml前後)を持つ事を前提。
アリゾナストーブ(チタン製十字五徳、絶版)

昼食:ソーセージの缶を開け、カップに汁ごと入れる、固形ブイヨンと水を加える。空き缶に空気穴を開け五徳をセット。固形燃料を用い沸かす。
クラッカー(カンパン)と共に食す。

夕食:アルファ米半分を湯で戻し、ツナ缶をのせて食べる。

晩酌:焼酎をサラミをツマミにして飲る。


朝食:アルファ米を戻し、水を加え卵スープを入れて雑炊にする。


スープや茶、菓子類は必要に応じて食す。



ペミカンの作り方
ひき肉、タマネギ(みじん切り)、人参(みじん切り)を炒める。
同量のラード、又はバターを加える。
密閉容器に移し、冷やす。

味付けは、塩、胡椒、醤油などで適当に。

スープ、味噌汁に加えるも良し。
カレールーを入れれば、カレー。
小麦粉を加えれば、シチュー。
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by rwalker | 2006-03-28 22:34 |

爆弾を作る(鍋料理)



爆弾、といっても爆発はしません。山屋(登山家)の間で昔からポピュラーな鍋料理です。

毎日、鍋物ばかりですが。



材料は、

煮干、味噌汁よりも大目。

唐辛子、煮干と同量。

豚肉、バラでもコマでも、薄切りなら可。

キャベツ



醤油



以上です、あまり具が多いと、味がごちゃごちゃになります。他に入れるなら、せいぜい大根と豆腐くらいにした方が良いです。



作り方は、鍋に湯を沸かし、煮干と刻んだ唐辛子を入れます。

十分ほどで汁が真っ赤になるので、煮干と唐辛子をザルですくいます。



そこに肉、キャベツを放り込み、酒と醤油で味を調えます。

煮えるまでは、さっき取り出した唐辛子まみれの煮干に醤油をかけて、一杯やりながら待ちましょう。

キャベツは手でちぎりながらでOK.



薄味にしてポン酢で食べるのも良し。



とにかく辛いので、顔中が汗と涙と鼻水でドロドロになります。

ティッシュなど、拭くものを用意したほうがいいです。



注意:唐辛子を入れすぎると、罰ゲームになってしまうので、最初は少なめにすること。





残った汁はうどんを入れたり、おじやにしたり。ご飯にかけてゴマを散らして、茶漬け風にするのも良し。

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by rwalker | 2006-03-23 01:27 |