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非常食?保存食?

災害時の非常食ですが、まず第一撃を生き延びるのが重要です。
非常食は、「死んでいなければ役に立つ」ので。

地震などでも、咄嗟に脱出する際に携行できるのは、軽量コンパクトで、すぐ手に取れる所ある必要があります。
一週間分の水、食料、装備を、「咄嗟に」引っ掴んで、迅速に行動するのは難しいと思われるので、デイパック程度に、一日分の水と食料、備品を納めて、壁に吊るしておいた方が良いと思います。

それ以外には、普段から乾物、缶詰を使うようにして、ある程度のストックを確保。古い順に料理に使用して、買い足して行くのが良いと思われます。

中には、日常で使用しにくいもの(アルファ米など)もありますが、そういったものはキャンプ、登山で使用していくのが良いでしょう。
キャンプなどしない方は、普段使えない保存食を備蓄する必要は無いと思われます。
その辺のスーパーで買えるものでも、保存食は充分なので。

実際には
無洗米
レトルトのご飯、お粥
小麦粉
缶詰(ツナ、サバ水煮、ホールトマト、豆、シチュー、チリ、大和煮、コンビーフ、スパム、サーディン・・・・)
レトルトのカレー、シチュー
煮干
干し貝柱
スルメ
鰹節
海苔
切干大根
干ししいたけ
乾燥ワカメ
昆布
インスタントラーメン
パスタ
常温保存できるソーセージ
その他多数

水と備蓄食料は、一戸建てに住んでいるなら、庭に置く簡易物置(倒壊の心配が少ない)にも置いた方が良いかも。
ライフラインの切断も考え、ライトと電池、カセットコンロと燃料、七輪と炭なども必要です。

実際に、阪神での震災にあった方の話では、「食料の備蓄があっても、腹をすかして泣いている子供に分けてしまう」ので、食料よりも、バール、スコップなどの、脱出、レスキュー用ツールの方が役に立つそうですが。

非常食を準備するという行為は、非常事態がありうる事を、実際の行動により意識に深く刻むことが出来ると思います。
準備したものを実際に使用する事よりも、意識の中でシュミレーションする事になるので、何も準備しないよりは冷静に行動出来るようになるかもしれません。

とにかく、靴とライトは枕元。パジャマかスウェットを着て寝る。
ライトや非常持ち出し袋には、トリチウムのキーホルダーを付けるのがいいかも知れません。


不備な点があればコメント下さい。
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by rwalker | 2006-03-30 22:56 |

24時間食料パック

登山、トレッキングで携帯する食料の一例。
軍用レーションからヒントを得た。

アルファ米200gpk×1
カンパン又はクラッカー100gpk×1
インスタントラーメン(東京ラーメン)×2
ソーセージ缶詰×1
ツナ缶×1
卵スープ(フリーズドライ)×2
サラミソーセージ×1
ペミカン(作り方は下記、冬季)
ティーバッグ×2
ドライフルーツ(バナナ、マンゴー、杏など)×1
チョコレート(ナッツ入り)×1
固形ブイヨン×1
醤油(弁当用)×1
ブックマッチ×1
固形燃料 適量
焼酎二合


食事例
金属製のカップ(500ml前後)を持つ事を前提。
アリゾナストーブ(チタン製十字五徳、絶版)

昼食:ソーセージの缶を開け、カップに汁ごと入れる、固形ブイヨンと水を加える。空き缶に空気穴を開け五徳をセット。固形燃料を用い沸かす。
クラッカー(カンパン)と共に食す。

夕食:アルファ米半分を湯で戻し、ツナ缶をのせて食べる。

晩酌:焼酎をサラミをツマミにして飲る。


朝食:アルファ米を戻し、水を加え卵スープを入れて雑炊にする。


スープや茶、菓子類は必要に応じて食す。



ペミカンの作り方
ひき肉、タマネギ(みじん切り)、人参(みじん切り)を炒める。
同量のラード、又はバターを加える。
密閉容器に移し、冷やす。

味付けは、塩、胡椒、醤油などで適当に。

スープ、味噌汁に加えるも良し。
カレールーを入れれば、カレー。
小麦粉を加えれば、シチュー。
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by rwalker | 2006-03-28 22:34 |

ポンチョはホントに万能か?

私は装備の一つにポンチョを加えることが多い。
方形の防水布にフードが付いているだけなので、雨具の他にも多用途に使用できるからである。
しかし、雨具とシェルターの被覆材として併用出来る訳ではない。
ポンチョを屋根として張ってしまえば、雨具として使えない。
両方に使えるからと言って、一つで済ますわけにはいかない。同時に両方が必要な事もあるだろう。

ポンチョは雨具としては不完全でもあるので、コース中不都合な状況になるかも知れない。
藪では引っかかってつかえないし、急傾斜では裾を踏むかも知れない。
鎖場や梯子も駄目だし、ナイフエッジの上を移動中に突風が吹く事もあるだろう。


私がポンチョを持つのは、基本的にバックアップの為であり、軽量タープとしての使用や、ビバーク時にツェルト代わりにする。

雨具としては使えないような事を書いたが、私はむしろ積極的に使用している。
既知のフィールドで、ポンチョでも問題無いような所や、まず雨の心配が無いところでの予備として、など。
キャンプ地に付いてからも、テントやタープから出るときに、一々セパレート式を着るのも面倒なのでポンチョを被る。
着替えの時も有効である。

ビバーク時には、何かにもたれ掛かるように座り、脚をたたみ(体育座り)、ポンチョの裾を体の下に入れて袋状にすると、ヒートロスが少ない。
膝の下で、スプーンにのせた少量の固形燃料を燃やすと暖かいが、危険を伴う。

欠点も多いが、理解して使用するなら非常に便利なのがポンチョである。


私は、米軍のカモポンチョと、モンベルのものを使用している。
前者は大判でグロメットもしっかりしているのでタープとして使いやすい。
後者は、透湿素材の使用もあるので、雨具として使用しやすい。ビバーク時にも蒸れにくい。

参考図書としては、コリン・フレッチャーの「遊歩大全」が色々な使用法が載っている。
絶版なので入手が難しいが、原書はアマゾンで買える「Conplete walker」
イラストも多いので読みやすい。
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by rwalker | 2006-03-28 00:16 | 衣類

レインウェア

雨具は野外で行動する際の必携品である。
例え夏であっても、雨に風が加わると急激な体温低下を招き、低体温、悪くすると疲労凍死しかねない。
冬季は、気温が-10℃を上回らない状態であるなら、外被が必ずしも防水である必要は無いが、ある程度の耐水、撥水性はあった方が良い。(氷点下でも、日に照らされると雪は解ける)

雨具の種類であるが、傘、ポンチョ、カグール、レインコート、セパレート雨具がある。

傘:蒸れない、手軽に使用できるが風に弱い。野外ではメインの雨具とはならないが、工夫次第で色々使えるので、軽量な折畳傘を持っても良いかもしれない。

ポンチョ:蒸れにくい(蒸れないわけではない)、荷物も覆える、着用が楽。
これも風に弱く、吹きさらしの稜線などでは使えない。傾斜のある所では裾を踏みやすい。
脚が濡れる(レインパンツや、チャップスとの併用が良い)。
使う状況を選ぶが多用途に使用できる。私は持つ事が多いが、メインとしてはオススメできない。

カグール:膝丈のフード付きプルオーバー。ポンチョよりは風に強いが、特性はポンチョに準じる。丈が長いので、脚の動きが制限される。
ビバークの際に脚を入れて使う事もできる。
通称「オバQ」

レインコート:手軽に着れて、傘よりも雨に強くい。が、山では使いにくい。街や旅行用。

セパレート雨具:着脱が面倒であるが、風雨を良く防ぐ。防寒としても重要。
蒸れやすいので、防水透湿素材が良い。


山で使うのなら、セパレート式が最も良い。
有名メーカーのモノなら何でも及第だが、上下で4万円を超えるものもある。
私は日常でも使用し、消耗品として考えているので、ミズノの製品を使っている。
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最新の高価なモデルに比べれば、若干劣るかも知れないが、良く考えられた優れたモデルである。
素材の機能も、初期のゴアテックスよりも良く、値段も1万円程度。
デザインも無駄が無くスマートに出来ている。
ポケット位置が高く付いていて、バックパックのベルトをした状態でも使える。
これだけのものが、この値段とは・・
他社の2~4万円の雨具とくらべても遜色が無い。

フェニックスで出していたモノも良かったのだが、生産中止になってしまった。
コストオーバーだったそうである。残念。

高いモノが欲しいのなら、裏地付きが良い。
一枚の3レイヤーよりも重い気がするが、大して差は無い。
生地が柔らかく、音も立てにくい。
非常時には、表地と裏地の間に詰め物をして、防寒着にすることも。
こちらは、フェニックスの製品が良い。

雨具はアンダーウェアと並び、最も重要な衣服であるので、選ぶ時には納得できるまで悩み、選択したほうが良い。
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by rwalker | 2006-03-26 23:21 | 衣類

Ontario RAT3

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ランドールアドベンチャートレーニングがデザイン。製作、販売はオンタリオ。
Ontario ‘RAT 3 - D2’

Overall length :199 mm

Blade Length : 95.25 mm

Handle Material : Green Linen Micarta

Blade Material : D2 Tool Steel

Sheath : Kydex + Boot Clip

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ブレードは厚さ3mm程度なので、幅に比べてかなり薄く感じる。
したがってベベル角も小さく、ゴツイペティナイフのような感じである。

ハンドルも薄く、全体的にフラットな形状。付属のブーツクリップでインサイドパンツで携帯しても、ストレスは感じない。
TEKLOKも付属しているが、厚みが倍近くなるので使用したくない。ベルトに固定するなら、何か別の方法を考える事とする。

グリップはサイズに比べても小さめ、掌の幅程度しかない。
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しかし、このようにグリップエンドを掌低にあてて握ると力を入れやすい。
チョッピングも可能。
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細かい作業の時は、チョイルに人差し指をかけると操作しやすい。
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エッジの角を丸めた方が良さそうである。

リバースグリップ、エッジイン。
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リバースグリップ、エッジアウト。
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逆手に持った場合は、刃を外側に向けたほうが持ちやすい。
このサイズのナイフでの格闘だと、逆手に持ったほうが有効だと思われる。
刃は内側にしたほうが、フックで相手の体をコントロールしながら切る事ができる。
肘を支点にした突き下ろしでも、刃が内側のほうが力が逃げにくい。同じ事は、横や突き上げにも言える。
順手でのグリップが良いだけに、この点は惜しまれる。



まだ、木の枝を切った程度ではあるが、このサイズのナイフではトップクラスの機能である。
薄く作られたブレードは食い込みが良く、良く切れる。
スライスも良さそうだ。
D2鋼は刃持ちが良いので、長時間の作業でも砥ぐ回数は少なくて良いだろう。
セミステンレスであるが、カッティングエッジを除き、コーティングされているので錆の心配も少ない。
ハンドルは小さいが、充分なグリップが出来るし、エンドに紐を通せば問題無い。
薄く作ってあるので、携帯性に優れ、軽い。

欠点は、地味なデザイン、コーティングの色が好みではない、クリップが弱く金属製だと良かった。
などであるが、機能面の欠陥は殆ど無い。

手に入れて良かったと思えるナイフだ。
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by rwalker | 2006-03-25 18:29 | ナイフ

Lighter with LED Light

百円ショップにて購入。

使い捨てライターに、LEDライトが仕込まれている。
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ライトはかなり明るい。
昔、2800円で買ったフォトンよりも明るいかもしれない。

時代の移り変わりを実感した。

ライターとしては、タンクが普通の1/3程度なので、毎日使うとすぐにガス欠になりそうだ。

ライトはネジを外せば分解可。
電池交換もできる。


ガスが切れたら、半分に切って、キーホルダーライトにするのも良いかもしれない。
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by rwalker | 2006-03-23 23:57 | ライト

Ultimate survival knife

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アメリカで原始技術協会のキャンプに参加した際に、Abomanことジョー・ビグリーより購入。
デザインは協会の創始者であり、「OUTDOOR SURVIVAL SKILLS」の著者でもあるL・D・OLSEN。

全長:192mm
エッジ:82mm
炭素鋼

他の物を加工して、道具を作り出すためのナイフ。
その為、普通のナイフとしては、あまり使い勝手はよくない。

大きな特徴は、ノミのようなポイント部と、片刃であること。
木に窪みをつけて容器を作るときなど、グリップエンドを棒でたたきノミとして使える。
切り出しや、鉈のような片刃なので食い込みも良い。
裏返して削れば、食い込みにくいので細かい加工も楽である。
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炭素鋼であるので、とても鋭く研ぐ事ができ、砥石が無い場合でも泥岩などで研ぐ事もできる。
フリントがあれば、火打ちがねとしても使用可。

グリップに開いた穴は、レンチと矢などを真直ぐにする矯正器となる。
一応、レンチよりエンド寄りの穴は弓矢の矢用で、ブレード付け根はアトラトル(投槍器)のダート用。
レンチのブレードよりにも穴に見えるが、窪みが穿ってある。
これは、弓錐式で火を起こすときのハンドホールドに使う。
まだ使用していないが、弓錐式は弓、スピンドル、ボード、紐、ホールドが必要で、その内の一つでも作成する必要がなければ、非常に楽である。特にすべりが良く持ちやすいホールドは作るときに結構悩むのである。

購入時にはあまり良いエッジでは無かったので、耐水ペーパーで研ぎ、ハマグリ刃にした。

ポイントの利用としては、タガネのようにエンドを叩き薪割りに使用してみた。
薪の切断面ではなく、側面に打ち込むと結構効果的に薪を割れる。

木を削る時にも、片刃のおかげでサクサク削れる。しかし背の鋸のせいでブレードを押す親指が痛い。
鋸としては全く使えないので、無い方が良かった。

シースは付属していないので自作。
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総評
サイズが小さいので、チョッピングはできないが、ポイント形状のおかげで荒っぽい使用が出来る。
料理などには全く不向きではあるが、ナイフ型のサバイバルツールとしてサバイバルキットに収めるのが良いかも。
裏面はフラットなので、磨いておけば鏡として使用できる。
一枚板なので、ハンドルに何かを巻かないと手が痛くなる。
使いやすさを無視したデザインは、個人的には大好きである。
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by rwalker | 2006-03-23 21:37 | ナイフ

アルコールストーブ

昨夜突然思い立ち、アルコールストーブを作り始めた。

ビールなどのアルミ缶を利用、材料費はタダ!



アルコールストーブは好きで幾つか持ってはいるのだが、ついに自作を開始。

幸い、この世界は先達が多く、検索すれば多数のサイトで作成法を公開している。



上面燃焼、側面燃焼、加圧式、非加圧式など15個を作成。

なれど、未だ満足できるものは無し^^;



目指すは市販品以上の高性能。



しかし、実際の使用を考えるとバーナー部分に加え、風防、五徳の工夫もして総合的に考えねばならないので、難しい・・・



さて、16個目を作るか。





追記:

アルコールストーブは、

静かである。

扱いが楽である。

化石燃料では無いので、CO2が増加しない。

臭くない。

低温でも問題無い(予熱すれば)。

世界中で、燃料が手に入る。

度数の高い酒も燃やせる。

故障しない。

空き缶でも作れる。





さらに追記:

アルコールストーブは、

火力が弱い(熱量はガソリンの約半分)。

風に弱い。

燃料が高価である。

明るい所では炎が見えにくい。

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by rwalker | 2006-03-23 03:12 | アルコールストーブ

バックパックなど

ゴーライトやアークテリクスなど、西洋のブランドが幅を利かせている昨今ではあるが、我が日本にも世界に誇るべきモノがある。

風呂敷、葛篭、背負い籠など。

明治以前の方々はそれらの物でパッキングして、ロングトレイルハイク(東海道や伊勢まいりなど})をしていたのではあるが、スポイルされた我々には少々難があるので、風呂敷はデイハイクでのウエストバッグ替わりに使うのが良い。

私も風呂敷は小学生の時より愛用している。
遠足のしおりで「ナップザックなど」を拡大解釈した私の保護者は、おにぎりを包んだ風呂敷をどうやったら安定して運べるかを、教えてくれた。
全く、ありがたい事である。

それにしても風呂敷は便利かつオシャレではないか?
シンプルな方形の一枚布であるがゆえの多様性と、プリントされるデザインの自由度。
Wプライの両面印刷は丈夫ではあるがちょと重い、しかしリバーシブルによる折り返しの美しさ・・・
当然、生地が厚いので丈夫ではあるが、重い。


私は、普通の綿製の風呂敷のほかに、防水生地で作ったモノも愛用している。

1m四方のナイロン布ではあるが、簡易パック、シェルター、防寒着など、多用に使える。
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by rwalker | 2006-03-23 02:53 | 運搬

斧のことなど

先日、しばらく振りで斧をふるった。

畑に植えてあった50本あまりの桑の木を切れ!との命である。
15本ほど切ったところで、チェーンソーの燃料が切れた。

スタンドに行くのも面倒なので、斧で伐倒する。
幸い、桑の木は柔らかいので楽である。
 
昼前に全て倒す事が出来たが、時間がかかりすぎの感がある。
10年前は同じ斧で、径30センチのツガを5分かからず切り倒していた。

トレーニング不足だ・・・


私の斧は、「STRIKE MASTER」。
ユーコンで貰った安物であるが、バランスが絶妙である。
水平に打ち込んだり、斜め上にふるって枝を落としたりと、とても使いやすい。
カナダでは10ドル位で売られている安物ではあるが、いいモノである。

その他にも、斧はいくつかあるが用途別なので・・・
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by rwalker | 2006-03-23 01:58 | ナイフ