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続々 ピー缶ストーブ

ピースの缶を利用した、チムニー式アルコールストーブの3個目を作った。
今までの2個の欠点をふまえ作成したので、かなり改良されていると思う。

まずは、前2作の特徴と欠点を述べる。
ワイヤーによる遠隔操作、外装はピースの缶でバーナートップはクアーズ(底を打ち込んだもの)は3つとも共通している。


壱号機
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外はピース缶、中にはホーメルのソーセージ缶。
バーナートップはクアーズの缶底。
本体に巻いたスリーブは、発泡酒の1L缶。

燃料タンクにしたソーセージ缶は、60mm径なので比較的容量が大きい。
外部に巻いたスリーブを動かし火力をコントロールする。動きは良好。

欠点としては、不完全燃焼を起こしやすい。
点火してから炎が安定するまで時間がかかり、その間咳き込むように炎が大小する。
弱火にして、再び強火にするとまた咳き込み、なかなか安定しない。
外の缶と内の缶の隙間を空気が通る構造だが、この隙間が数mmしかないので流通が良くないと推測される。



弐号機
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外はピース缶、中はキャンベルスープ缶。
バーナートップはクアーズの缶底。

キャンベルの缶はピース缶より小さいが、近いサイズなので、重ねた状態で空気穴を開け、内側の缶を回転させることで、空気の流入量をコントロールする。
これにより外部のスリーブを廃した。
燃料タンクとなる内側の缶がそれなりのサイズなので、低くしても燃料の容量を確保できる。
空気がダイレクトに入るので、立ち上がりも良く、コントロールのレスポンスも良い。

欠点は、内側の缶の滑りが悪く、操作しづらい。
側面の穴から空気がダイレクトに入るので、横風の影響を受けやすいような気がする。




そして
参号機
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外はピース缶、中にはミニッツメイドの160g缶。
バーナートップにはクアーズの缶底。
火力調整用に、輪切りにしたキャンベルスープの缶を使用。

構造は壱号機に近いが、内側と外側の隙間が大きいので、空気の流入がスムースである。
内側の筒で空気の流入をコントロールするのは弐号機と同様だが、抵抗が少なく操作しやすい。
以上により、壱号機のような酸欠も起こさず、コントロールのレスポンスが良く、弐号機よりも操作しやすくなった。

欠点としては、燃料タンクにした内側の缶が小径なので、容量を確保する為に高さが最も高くなった。それでも、燃料の容量は一番小さい。
弐号機よりは操作しやすいが、それでも上に載せた鍋を軽く抑える必要がある。
材質の殆どがスチール缶の為、サビの心配がある。


燃焼

強火
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弱火
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参号機完成の時はベストに思えたが、まだ改良点はある。
課題は、操作性と火力の向上、燃料タンクの容量アップなど。

どこかに良い缶はないものか・・・
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by rwalker | 2006-12-28 22:37 | アルコールストーブ

ピー缶ストーブ 続き

空き缶の径は、同じようなサイズでも微妙に違う。
ピース缶>ビール缶>キャンベル缶など。
それを利用して、火力調整の出来るチムニーストーブを作ってみた。

ピース缶の中にキャンベル缶を入れ、重ねた状態で空気穴を開ける。
内部のキャンベル缶を回転させることにより、空気の流入をコントロールする仕組みである。


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空気穴 開
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空気穴 閉
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内部の缶にワイヤーをリベット止めして、これで操作する。


燃焼状態

強火
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弱火
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空気がダイレクトに流入する構造の為か、前作よりも火力調整のレスポンスが良い。

全体の高さも低く出来た。


何度か使ってみて少し動きがきつくなった。
熱で少し歪んだのだろうか?
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by rwalker | 2006-12-26 20:16 | アルコールストーブ

ピー缶ストーブ

缶ピースの缶は、ビール缶よりもわずかに径が大きいので、ビール缶で作ったストーブを内部に納めることができる。

そして、外装となるピー缶を切ったり曲げたりすると、ストーブと一体のゴトクになる。

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上は加圧式ストーブで作った物。
私の作った物の中では、最も火力が強いが燃費も悪い。


チムニー型も作ってみた。

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ピー缶の内部には燃料タンクとしてホーメルのソーセージ缶。
バーナートップはビール缶の底を打ち込み、25mm径の穴を開けた物を使用している。
外側には発泡酒の1L缶から切り出した帯を巻き、エアーの調整で火力のコントロールが可能。
1.5mmのブレイデッドステンレスワイヤで操作する。

強火
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弱火
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by rwalker | 2006-12-25 18:03 | アルコールストーブ

鴨飯

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毎年、晩秋から冬に移り変わるこの時期、我国には北の大地より多くの渡り鳥が飛来する。

爾来日本人は肉食を好まぬとされ、肉が人口に膾炙し始めたのは明治期からなどと、巷間ではまことしとやかに語れるのであるが、そんなことは無い。

古書をひもとけば、古くから薬食いと称して、口の奢った食通だけではなく庶民も口にしていた事が良く解るだろう。

もっとも、畜産などは無かったので、手に入るのは鹿や猪が多く、ほかには軍鶏や鶏(これらは飼育されていた)が主で、流通量も少なかったのではあるが。



当然、北の大地力から渡ってくる鴨や雁も、冬の味として人々の口を楽しませてきた。

最近は、インフルエンザの媒介になっているなどと敬遠されがちだが、それを忘れるほど美味である。



先日の解禁日より、我が家の食卓には連日鴨や雉が並んでいるのだが、今夜は夜食に「鴨飯」を作った。



鴨肉から脂皮を取り、これを米と水、酒と共に炊く。醤油を少し加えると、香りが良いのだが焦げやすいので、塩のみで味付けしても良い。

肉は薄く削ぎ切りにして、塩で軽く揉んでからフライパンで焼く。

炊き上がった飯に焼いた肉を乗せ、中央に卵黄、そして刻んだネギかセリを添えれば完成である。

好みで醤油をかけ回せば良いが、醤油に酒を含ませ煮切ったもののほうが美味い。







中央の卵黄を突き崩し、周りの肉の上に広げ口に運ぶ。



「む・・・」

一気に半分ほどかきこみ、そこで思い出したかのように息を吐く。

「うまい」



飯粒は脂を吸い込み、つやつやと薄茶に輝いている。

肉は、表面を強火で焼いた後に厚い飯の上で蒸らしてあるので、柔らかく肉汁も逃げていない。塩であっさりと味付けしてあるだけなので、濃い味のタレとのコントラストが楽しい。

鴨の味は強く、それに負けないよう味付けも濃いが、卵黄がそれを和らげ滑らかな味わいになる。



はっきり言って美味い。

言葉を幾ら連ねようとこの味は表現できない、などと書くとモノカキとして失格なのだが、私はモノカキでは無いので構わんだろう。





これと同じ調理法で、鶏を使ってもまあまあ美味いのだが、鶏は鴨よりも味が弱いので、肉を照り焼き風にすると良い。
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by rwalker | 2006-12-12 22:33 |

ヘッドライト Tactikka XP

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以前より検討していたペツル社のヘッドライト「Tactikka XP」を購入した。
(購入を決心した一因はhttp://ulgoods.exblog.jp/d2006-12-03です。ulgoodsさん、ありがとうございます)

Tactikka XPは、Tikka XPのミリタリーっぽいモデルで、色が違うのと、カラーレンズ及びレンズホルダーが付属するだけで、モノは一緒である。

1WLEDを使用し、電池は単4型を3本。本体の重量は95g。
上部のプッシュボタンで操作して、明るさを三段階と点滅に切り替えられる。
もう一つのボタンを押してブーストモードだと、1.5倍の光量を最長20秒間、押している間だけ照射できる。
電池の寿命は、アルカリ電池で最長120時間、リチウムを使用すれば200時間以上持つだろう。

まだ本格的に使用はしていないが、実にいい感じである。
軽くてコンパクト、明るさも充分以上。
遠くを照らしたい時には、ブーストモードは便利そうだ。
正面のカバーにフィルターが内蔵されているので、簡単な操作でフィルターを使用できる。
無色のフィルターなら光を拡散させて、手元を広範囲に照らせる。
赤色フィルターなら、目が暗順応しやすいのでライトを間歇的に使用する場合に向く。点滅モードでマーカーにもできる。(青及び、緑フィルターの利点はなんだろう?)

小さくておもちゃのようだが、実に頼もしいライトである。

これまでは、プリンストンテックのLEDヘッドライト「マトリックス」を使用していた。
購入した当時は最新モデルで、点灯時間が長く防水、単三電池使用と、シンプルで使いやすかったが、こちらはリチウムを入れて非常用にしようと思う。
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by rwalker | 2006-12-11 21:36 | ライト

ポタージュ缶アルコールストーブ サイドバーナー

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ダイドーのコーンポタージュ缶で、スクリュウトップのものをトップに、同型の薄手スチール缶をボトムに使用した。

構造は側室加圧のサイドバーナーで、内部にはアルミ缶を切って作った筒を入れ、穴を開けたキャップを被せて固定してある。
ジェット穴は、肩の所に1mm径を16個。


ロッキーカップを載せてみる。

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キャップの穴が塞がれ内圧が上昇するので、サイズの割には大きな炎が上がる。

火力は強いが、その分燃費も悪い。
アルミ製のキャップと内筒のおかげで、熱が内部に伝わりすぎるのもあるような気がする。

サイズ敵に大きな径のものは載せられないので、どうしたものか・・・

五徳を併用して、トップバーナーとして使用したほうが良いかもしれない。
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by rwalker | 2006-12-07 21:32 | アルコールストーブ

ジッポのライター

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このライターに掘り込んだ英文をむりやり和訳すると

「我、たとえ死の谷の影を歩むとも、悪を恐るまじ。

(何故なら)

俺様こそ、その谷で最悪の糞野郎だからよ」

(聖書 詩篇23編より(若干の変更あり)



昔、ノースバンクーバーで屋台のライター屋に掘り込んでもらったお守りの文である。



ご利益があったようで、まだ生きている。





特に信心深い訳でも無いが、旅に出る時には何か「お守り」を持つ事が多い。

旅の途中では、意識することも無くただ持っているだけなのだが、帰って来てみると、旅の間持ち続けてきたお守りを眺める時、感慨深いものがある。



最近は靖国のお守りを持つが、初めての海外旅行で買ったこのライターには、とりわけ懐かしい思いがする。

1年以上も私のポケットの中で、転がり、擦られ。

純正のオイルなぞ使わず、常にガソリンを入れていたが支障はなかった。

毎日、煙草や焚き火、ストーブに火を付け、明かりにしたり、凍えた指を温め、鏡代わりにして髭を剃った。

殆ど指の延長、体の一部であった。





しばらくぶりに油を入れてみよう、炎の中に見える思い出があるかもしれない。
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by rwalker | 2006-12-06 21:53 | 火器