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Vaude Refuge 試し張り

先日届いたVaude Refugeを近所の公園で張ってみた。
気温2℃、晴れ間はあるが時おり雪がちらつく、風はやや強い。

フロアの四隅をペグで固定して、前後のポールを立ち上げ張り綱を固定。
両サイド中央の支点の張り綱も固定してテンションを掛ける。

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横風をはらみ側面がかなりへこんでいるが、それなりに安定している。
この程度の風なら不安は無い。


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内部の様子。
風で押されているのは良くわかるが、側面中央の張り綱のおかげで内部のスペースは保たれている。
床は200cm×120cmの為、一人なら充分だが2人寝転がるには狭いだろう。
屋根型のため、入り口も後部も高さが同じなのでかなり広く感じる。座って食事をするなら二人でも充分そうである。


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後部ベンチレーター。
直径が大きく換気は良好である。
しかしスリーブが短く、風や雨、雪の吹き込みが心配である。
構造上、ポールは若干幕体から離して立てたほうが良い。
前部も同じ物が付いている。

設営、撮影、撤営で所要時間は30分。


今回は付属のペグを使用した。フロアの四隅、前後左右に一本ずつの計8本。
実際の使用では前後ポールの張り綱を2本ずつにしたいので、10本使用。
風が強い場合は、フロア長辺中央も固定したいので、さらに2本増やす。

しっかりと張ればかなりの強風にも耐えるだろうが、風に叩かれるような状況での使用には、ループの縫い目を補強しておいたほうが良いだろう。
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by rwalker | 2007-03-11 19:40 | シェルター

Vaude Refuge シングルウォールシェルター

ここ10年ほど野営には、マジックマウンテンのテント、ビヴィとポンチョか、モンベルのツェルトを使用していたのだが、最近技術の進歩は目覚しくシルナイロンなる軽量な防水素材も登場して、シングルウォールの欠点も補うほど軽い製品が出てきた。

シングルウォールの欠点としては、結露が最大の物であろう。
完全防水だろうが、透湿素材だろうが、外気との気温差が大きければ必ず結露する。
そして、布地が風や雨滴に叩かれれば、結露した水滴は飛散し、テント内は霧雨がけぶることになる。
床がバスタブフロアだと水溜りになってしまう。

さらに、外界を遮るのは布地一枚なので、外の気温はダイレクトに浸入してくる。
夏暑く、冬寒い。特に夏場は日光が浸透するので蒸し風呂である。
これならタープ一枚のほうが通気性が良く、はるかに快適である。

しかし、風に対してはテントの形をしていたほうが良い。
タープも上手く張れば相当の耐風性があるが、その下には容赦なく風が吹き込む。
テントもしっかりとペグダウンし、ガイラインを張りまわす必要があるが、良い製品なら台風の中でも風を感じずに過ごせる。
強風下でタープとビヴィの組み合わせだと、風に押されて寝袋のロフトが潰れてしまうこともある。

以上のように考えながら、なかなか新しいテントには手が伸びなかったのだが、先日ここのテントを見つけた。
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二人が寝そべるには充分なスペースがありながら、1kgを切る重量。
「遊歩大全」に載っていたマウンテンテントのようなデザインも良い。

シルナイロン製の豪華版ツェルトと言ったところだが、Zeltはドイツ語でテントのことなので簡易Zeltと言うべきか?少々ややこしい。
サイズと形状から、このZeltの中にツェルトを吊って内張りとすれば、保温性も期待できそうである。

明日には届くはずなので、実に楽しみだ。

3/9追記
届いたが、想像していたのとは違う形だった。
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本体、ペグ、収納袋込みで798g。
サイズ、デザイン共にアライなどの2~3任用tツェルトと似たようなもので、違うのは素材が防水で底が割れないところ。
2つあるベンチレーターは顔が出る大きさなので、被っての使用もできる。
テントとしては、上に載せた写真の方が良いだろうが、汎用性としてはこちらの方が高く思える。
メッシュが無いので温暖季はつらいだろうが、もとより積雪期での使用をメインに考えていたので問題は無いだろう。

しかし、前室付きは魅力的である。
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by rwalker | 2007-03-08 00:31 | シェルター

Rad Pants  Canadian national outdoor uniform

その国ではポピュラーだが、他の国では殆ど見かけないものがある。
この「Rad Pants」もその一つで、カナダでは履いている人が多いが、他国では殆ど知られていない。隣国のアメリカですら、このパンツの中身は9割り方カナダ製である。
カナダ人しか履かない理由としては、まずカナダのMEC(カナダ版REI)でしか売っていないからだろう。
MECはカナダの大都市には大抵あるが、商品を購入するにはメンバーになる必要がある。
次に、デザインがあまりかっこ良くない。漁協ズボンにも似た形で、購買意欲を掻き立てるデザインとはけして言えない。
それでは何故カナダ人はそれを履くのか?
それは丈夫で機能的、値段も比較的安く、(カナダでは)手に入りやすいからだろう。
事実カナダでは、ガイドやレンジャーが良く履いている。

以前はあまり欲しくなかったのだが、BACKPACKER.comのこの記事を読んだら欲しくなったので、購入してみた。


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材質は3.6ozのナイロンで、ウエストには調節可能なゴムベルト、ポケットは前部に二つ後部右に一つ、両腿にそれぞれ一つの5ポケットである。
最大の特徴は裾のジャージで、ずり上がりを防ぎ、吸血昆虫の浸入を妨げる。ゴム長を履くにも具合が良いので、カヌーにも便利である。
尻は二重になっていて強度を増している。
股にはクライミングパンツと同様のクロッチがあり、180度の開脚も可能。
比較的細身だが足を上げやすい。


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裾のジャージ。
最大の特徴であり利点なのだが、生地が厚く乾き難い欠点も有る。
当然、捲り上げることはできないが、上にスライドさせてニッカのように履くことはできる。


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尻のアップ。
シンプルなロゴは、見慣れると味わい深い。
二重になっているので丈夫である。


このパンツを実際に履いてみると、その動きやすさに驚く。
足は自由に動かせるし、裾がすぼまっているので邪魔にならない。
MECで20年以上に渡り人気商品であることが良くわかる。
「デザインがあまりかっこ良くない」とは書いたが、これを履く人にも左右されることもある。数年前にアラスカのジュノーで会った女性が履いていたが実にハンサムで良かった。

尚、このRad Pantsはアウトドア用として非常に優れたパンツだが、日本の夏には向かないかもしれない。
中厚の生地は丈夫だがかなり蒸れそうだし、細身で裾が絞まっているので通気も悪い。
保水性の少ないナイロンなので、汗が下に降り裾のジャージに溜まるので、そこから靴下を通じ靴の内部が濡れてしまうと思われる。

真夏以外の季節でのバックパッキングや登山、ダニやヒルの多い地域での行動には良いだろう。

衣擦れの音が少々大きいのが気になるが、これは履きこめば解消されていくと思う。
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by rwalker | 2007-03-07 20:59 | 衣類

ドイツ軍用ビクトリノクス

ドイツ軍で制式採用されていたビクトリノクスのナイフ「トルーパー」と、それにもう一枚ブレードを追加した「モーゼルナイフ」(モーゼルはドイツの銃器メーカー)
以前、この軍用モデルの民生品としてハンドルの刻印が違うモデルが「サファリ NL」として売られていた。
軍用品にはアドラーの刻印があり、同じ形でビクトリノクス以外のブランド製も存在する。
尚、現在ドイツ軍はロック付きのビクトリノクスを採用している。(おそらくラックサック)

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上がモーゼルナイフで下がトルーパー。
外見では刻印と厚みが異なる。

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トルーパーのブレードは4枚。
メインブレード、マルチブレード、キリ、コルク抜きである。
マルチブレードはノコギリの先が缶きり栓抜き兼用で、先端はドライバー、腹の部分には爪やすりが付いている。


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モーゼルナイフのブレードは5枚。
追加されたクリップポイントブレードが特徴的だが、厚みやブレードベベルなどメインブレードと同様である。
ハンドルの下にある金属片は、マルチブレードに被せる保護具。


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マルチブレードの比較。
下のトルーパーには爪やすりが付いているが、これが無いものもある。おそらく製造年代によるものだろう。



この「トルーパー」は私が普段ポケットに入れているナイフであり、最も使用頻度が高い。
数日までの山行なら、ナイフはこれ一本にすることも多い。
普通のアーミーナイフよりもブレードが長いので調理にも使いやすく、機能をコンパクトに纏めたマルチブレードの為に薄く携帯しやすい。
短いノコギリは頼りなさげだが、直径数cm程度の枝を切断するには充分である。
薪の確保や、非常時にシェルターを建てたり添え木を作る際にも、この小さなノコギリは絶大な威力を発揮する。
コルク抜きはワインを開ける以外にも、固くしまったロープの結び目をほどくのにも使える。
キリには刃が付いているので、リーマのようにも使えるし、メインブレードをいためるような作業、刃を立てて削ったり、メタルマッチの着火にも便利である。

モーゼルナイフはメインと同じ長さの刃が一枚増えているので、使い分ける事により長期に渡り鋭い刃をキープできる。クリップポイントは15度に研ぎなおしたので、カミソリのように髭を剃ることも可能。
しかし、重量と厚みが増したので携帯しずらい。
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by rwalker | 2007-03-07 20:03 | ナイフ

ZEBRA 12cm Stainless Billy Can

タイのZEBRA社製ビリカン(湯沸し、小鍋)。
イギリスのブッシュクラフト愛好家では人気が高く、その手のスクールでは大体売っている。
堅牢で吊り下げる事ができるので、裸火で使用しやすいからだろう。
サイズは10cm~16cmで2cm刻みに4種類ある、シンプルな割りには3000円前後と高い。
BushBuddyストーブを収納することを考え、12cmのモデルを購入した。

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直径は12cm、容量は約1.5L。
キッチンポットにベイルハンドルを付けたような感じである。
それなりに厚みのある素材のため、軽くは無い。

















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内部にはハンゴウの中子のような形で、3cmほどの深さの皿が入っている。しかし、フタが上部を包み込む形ではなく、のエッジ部分が内側に入る形なので、内圧を高める役には立たない。
外ブタの上部はフラットなので、ひっくり返して皿として使える。パッケージの写真では、内ブタに海老や野菜を盛り付け、外ブタにソースが入っていた。

左上にちょっと写っているのはBushBuddyストーブ。










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ハンドルの基部に白いプラスチックのパーツがあり、ハンドルを直立させるとフタを固定する。
おそらく弁当箱としての機能だろう。
調理用に使う場合には邪魔だし、裸火で使用する場合には溶けるので外す事にする。
しかし、このパーツが無いとハンドルが固定されないので、ストーブの上で使うには少々具合が悪い。



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BushBuddyストーブに載せた状態。
ストーブ本体が縦長なので、えらく不安定に見える。
実際に使用する際には、木の枝などで三脚を組み吊り下げた方が良いかもしれない。


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BushBuddyストーブを内部に収納してみた。
サイズは合うのだが、この状態では内ブタは入らない。


この鍋にBushBuddyストーブとアルコールストーブ、3mmの綿ロープ1mとチェーン60cm、フックを収納して一つのコンポーネントにしようと思う。
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by rwalker | 2007-03-07 19:14 |