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Bozeman Mountain Works UL 180 Quilt

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中綿にPolarguard Delta、表生地にPertex Quantum Mini-Ripstop、裏地にPertex Quantum Taffetaを使用した軽量な寝具。
Polarguard Deltaはパタゴニアの綿入りウェアでも使用しているが、耐久性に優れ、長く使ってもロフトの減りが少ない。
しかし、圧縮しても(ダウンやPrimaloftに比べ)あまり小さくならず嵩張る。
Pertex Quantumは撥水性、通気性に優れ、乾きも早い。
非常に薄く軽量でも有る

形状は所謂「キルト」で、樽型の寝袋の背中部分をV字にカットしたような形。
体の重みでロフトが潰れてしまう下側はあまり保温力に寄与しないので、その点はマットに任せてしまい、頭部の保温は、スリーピングフードかフード付の綿入りジャケットで補う思想。
寝返りを打つと背中から暖気が抜けてしまうことがあるが、おとなしく寝てる分には問題は無い。

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Sea To SummitのスタッフバッグSサイズに丁度収まる。
このスタッフバッグは18gなので、キルト本体の重量は496g。

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裏側の切れ込んだ部分の真ん中あたりには、ひもとコードロックがあり調整できる。
潜り込む時にひっかることがあるので、体の上にかけるだけなら外してしまってもよいだろう。


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襟元には伸縮性の有るコード入り、コードロックで調整できる。
下側の角にはプラスティックのスナップボタンが付いている。

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フットボックスは充分な大きさがあり、窮屈に感じることは無い。


実使用例

3月
多摩川河畔、薄手のフリースシャツ、パフボールベスト、化繊パンツ着用。Bivy使用。
少し汗ばんだ。

5月
奥秩父で3夜、メリノウールシャツ、ウィンドシャツ、パフボールベスト、化繊パンツ着用。タープ、Bivy使用。
2,400m近い甲武信小屋でのみ少し寒かった(周りには残雪)、それ以外は快適。
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7月
南アルプス、木曾駒ケ岳で計4夜、メリノウールシャツ、ウィンドシャツ、パフボールベスト、化繊パンツ着用。タープ、Bivy使用。
特に寒いことも無く快適。
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就寝時の着衣を工夫することで、東北以南の平地なら4シーズン、夏山なら3,000m級でもいけるだろう。

寝袋の上にかけて保温力を上げたり、寒い時にちょっと羽織ったり、クルマの座席、椅子の上で寝るにも寝袋より使いやすいので便利。
汎用性は高い、が、万能では無いので環境に合わせた道具の選択は必要である。
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by rwalker | 2008-07-27 16:08 | シェルター

MONTRAILの靴

以前はサロモンのRAID~だったが、ここ何年かMONTRAIL製品を良く履いている。
滑りにくいソール、通気性が良いアッパー、ホールド感も良く、セールを狙うと安く手に入るため。
ヴェロシティのラインは足型が小さめで、0.5~1くらいサイズアップする必要がある。

5月の奥秩父ではCTC Mid、この前の南アではHardRock Wideを履いた。

重量を比較してみた。

CTC Mid 10 488g
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HardRock Wide 9.5 408g
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CTC 9.5 394g
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HardRockが一番軽いと思っていたのだが、CTCの方が軽かった。
Wideで無ければもう少し軽いかも知れない。


ソール
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左から、HardRock Wide 9.5、CTC Mid 10、CTC 9.5。

HardRockは深く幅の有る溝のソールパターンで、良く土を噛み、排土性も高く、土や泥の路面に向くが、接地面が小さい性か岩場では少々滑る。
CTCは岩の上で滑りにくく、アウトソールも固いので狭い足場に立ちこむこともできるが、土が詰まることがあり、粘土や泥の路面だと滑りやすくなることがある。


つま先とかかと
CTC Mid 10
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HardRock Wide 9.5
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CTCの方は去年から履いているがダメージは無い。
HardRockは、この前の山行で履いただけだが、アウトソールつま先の部分が少し剥がれ、かかと部分も境の部分のミッドソールが傷み、画像ではわからないが数ミリの深さで剥離している。
ゴロタでの歩行で、石に垂直にこすり付けられたためだろう。


比較的整備され土の路面なら、HardRockは素晴らしい。
ソールは滑りにくく、脚の力をしっかりと地面に伝え、クッションも良く疲れにくい。
通気性が良く蒸れにくいので、暑い時でも快適である。
反面、岩場でのグリップには不満で、耐久性も頼りない。

CTCは、岩場の多いコースに良い。
濡れた岩でも滑りにくく(ソールに泥が詰まっていないこと)、ガードもしっかりしているので保護性も高く、耐久性もある。
だが、ソールが固いので、長距離の歩行だと足の裏が痛くなることもあり、平坦地での性能はHardRockに劣る。
Midはゴアが入っていることもあり通気性に劣り、その割りに完全防水では無いので、雨中を2、3時間も歩くと浸水する。

それぞれ、向き不向きがあるので、コースに合わせて使用する必要が有る。
しかし、履いた感じではCTCのMidはあまり意味が無いようなので(高さとゴア)、普通のCTCで充分だろう。

HardRockと同じソールのNamcheも持っていて、荷物が多いとき、足場が悪い時(岩の多いコースなど)に使用するつもりだったのだが、ソールがそのような状況に向かないように思えるので処分することにした。
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by rwalker | 2008-07-27 11:58 | 衣類

Integral Designs Siltarp

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カナダはカルガリーにあるIntegral Designs社のシルナイロン製タープ。
サイズは、約150×240cm。
重量は200gで、現在ではさほど軽いとは言えないが、一人用としては充分なサイズと、17箇所もあるタイアウトで汎用性の高い優れたタープである。
尤も、重量さえ気にしなければ、倍のサイズのSiltarp2の方がテントのようにフルカバーする張り方もできるので、更に汎用性が高いのではあるが。

ポール2本を使って屋根状に張る人が多いと思うが、私は一本の杖だけのことが多いので、画像のように半ピラミッド状に張ることが多い。
先ず、長辺の角二つタイダウンし、次に反対側の真ん中にポールを立てガイラインを張る。
これだけで自立するので簡単である。
後は残った二つの角にラインを張り、真ん中のタイアウトからもラインを取る。
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この真ん中のラインがあると、内部空間がかなり広くなるし風にも強い。
また、生地が夜露でしけって弛んでも簡単にテンションをかけられる。

テンションをかけるのは、いちいちラインを調整しなくとも、張るときはポールを傾けた状態で張り、弛んできたらポールを垂直にすることでも対応できる。
この方法だと、寝袋に入ったままでも手を伸ばしてできるので楽である。

Siltarpの作りだが、けっこうショボイ。
縁は二回折ってステッチ一本、タイアウトは取れることは無かったが、強度ギリギリという印象だ。
縫い目のシールも無い。
テンションがかかると縫い目の穴が広がってしまう。
なので、外周及びタイアウトに補強のステッチを施し、縫い目の防水と強化のためシルネットで目止めをした。

底がメッシュの収納袋が付属する。
きつすぎず、しまいやすい。
袋に入れると、350mm缶とほぼ一緒である。

色は、オリーヴとグレーの二種で、私のは前者である。
緑の植物がある状況ではオリーヴの方が目立ちにくいが、山の上から下、年間を通してだとグレーの方がカモフラージュ効果が高い。

縫製に不満はあるが、よくできたタープである。
しかし、通気性は無いのでツェルトのように使用することはできず、小さいので、冬季には向かない。
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by rwalker | 2008-07-25 23:58 | シェルター

南アルプス周遊 装備

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被服類

ベースレイヤー:
アイスブレーカー 薄手Tシャツ長袖、半袖
フェニックス ボクサーショーツ
パタゴニア シルクウェイトキャプリーンボクサー

パンツ:
マウンテンハードウェアのコンバーチブル

防風着:
GOLITE WISP

防寒着:
パタゴニア パフボールベスト

雨具:
パタゴニア レインシャドウジャケット
シェラデザインズ サイクロンフルジップパンツ

靴:
モントレイル ハードロックワイド

その他:
GOLITE キャップ
アウトドアリサーチ FLEX-TEXゲイター
アンダーアーマー インナーグローブ
ダーンタフ フルクッションソックス マイクロライトソックス
メキシコ製大判バンダナ


シェルター類

屋根:
インテグラルデザインズ シルタープ1
MSR ペグ×3
GOLITE ペグ×3

寝具:
BPL 180キルト
サーマレスト プロライト3
米軍モジュラースリーピングシステムのカバー


パック類

ザック:
GOLITE BREEZE

スタッフバッグ:
SEA TO SUMMIT S XXS 防水バッグ

パックライナー:
町指定ゴミ袋

風呂敷:
日本流 超撥水風呂敷



食事系

鍋:
FIRELITE 550

ストーブ:
ブラスライト ターボ
カルデラコーン 550用

食器:
ガイオットデザインズ シリコンボールセット
FIRELITE スポーク

燃料:
アルコール500cc

水筒:
ナルゲン 32ozボトル
ペットボトル×4


ナビ

地図:
昭文社 山と高原地図

コンパス:
スント M-9


その他

杖:
グリベル アルパインステッキ

ライト:
ペッツル ティカXP
ナイトコア D1
電池

FAK:
AMKのキットにコンパス、ヒートシート、ライター、ライフボートマッチを加えたもの

PSK:
オリジナル

ナイフ:
ビクトリノクス トルーパー(サファリNL)
ビクトリノクス スイスカードライト
バークリバー BRAVO1

筆記用具:
ライトインザレイン 3×5ノート
ボールペン
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by rwalker | 2008-07-23 22:21 | 山行

南アルプス周遊 中央から下山

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明け方だいぶ気温が下がったが、昨夜たっぷりと燃料を補給しておいたので問題はなかった。

4時ごろ、天場脇の登山道を通過するツアー客の姿を眺めながら湯を沸かし、ハチミツをたっぷりと入れたカモミール茶を飲む。
アルファ米の袋に湯を入れキルトで包み、山荘の憚りで腹を軽くして山頂へと向かう。

途中、先ほどのツアーとすれ違ったのだが、驚いたことに、地元のテレマークインストラクターで山ガイドのW氏の引率であった。
奇遇とはこのようなことを言うのだろう。

山頂は快晴。
各アルプスや富士、山々が雲の上に浮いて見える。
西を見れば、今いる木曽駒がくっきりと雲海に影を落としているのが見える。
素晴らしい眺めだ。

山頂から降り、朝食をとりキャンプを畳む。 すぐに中岳を越え、八丁坂を降りロープウェイで下山。

駒ヶ根駅近くの蕎麦屋で食事をとり、帰宅の途についた。
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by rwalker | 2008-07-22 23:52

南アルプス周遊 4 中央へ

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0605に三伏峠小屋発、0740鳥倉林道終点着。0925のバスに乗る。
途中、知り合った方と鹿塩温泉に寄り、駒ヶ根へ。
バス、ロープウェイを乗り継ぎ、木曽駒へ入った。
1630にロープウェイ駅を出、1740頂上山荘着。
幕営。
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by rwalker | 2008-07-22 08:37

南アルプス周遊 3

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熊の平を0640発、塩見岳を経て三伏峠小屋に1730着。
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by rwalker | 2008-07-21 15:22

南アルプス周遊 2

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北岳登頂後、間ノ岳を経て熊の平小屋へ。
当初の予定では、仙丈へ向かうはずだったが、塩見に伸びる稜線がきれいなので予定変更した。
決して、山小屋ならビールがあるだろう、とか思ったわけではない。
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by rwalker | 2008-07-21 10:11

南アルプス周遊 北岳山頂

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御池小屋を0615出発、草スベリ、肩の小屋を経て、1020に山頂着。
天気が良く、絶景。
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by rwalker | 2008-07-19 10:56

南アルプス周遊 1

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0930甲府発のバスで広河原に1125着。
山荘前で湯を沸かし、アルファ米とカップ蕎麦で昼食。
雨なので、カッパ、スパッツ、ゴア靴下を装着し、1300より歩き始めた。
歩き出して10分ほどで雨が止み暑くなってので、雨具を全て脱ぎパンツの膝下を外した。
三度ほど、スズメバチに出くわし焦る。
昨夜、0300まで呑んだせいか、昼食の山菜おこわが胃にもたれ、足を前に出すのが億劫だ。
やはり、呑んだ次の日は、こなれの良いものを食べたほうが良いようだ。

1520白根御池小屋に着。
今日はここで泊、天場にタープを張り、迎え酒にビールを一杯。
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by rwalker | 2008-07-19 08:12