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平成22年2月22日 安達太良山

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いつもお世話になっているM-freeの和田氏、某ショップのK氏と共に、福島県の安達太良山へ行ってきた。

高速道路から眺める山は雲に覆われ、時折山容が見える程度だったが、あだたら高原スキー場のゴンドラで上がった頃にはほぼ快晴となった。
スキーにシールを貼り雪の上の踏み跡を辿り歩き始める。
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先頭は和田氏、五葉松の向こうに山頂が見える。
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雲海をバックに、最近まで持っていることを忘れていたSUUNTO X9Miで高度を確認しつつ登る。
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小休止。マクビティーのビスケットが美味い。
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山頂に向かって高度を上げる。
圧縮されたパウダー状の雪にシールが良く効いて歩きやすい。
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正に蒼穹。
向こうに宇宙が透けているような空の色だが、目の前の斜面を見るばかりで空に目を向けてはいない。
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安達太良山山頂にて。
景色を眺めているように見えるが、「後姿を撮るから向こう向いて」と言われただけである。
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山頂直下をトラバースの図。
氷が出ていてエッジが効きにくい、クラストした雪面を蹴りつけて割りながら慎重に進む。
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矢筈森との間の鞍部下のカール。
ここいらは雪が柔らかく快適。
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一旦下ってからスキーを担いで直登する。
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矢筈(矢の末端で弦にかける部分)とは言い得て妙な、双耳峰の矢筈森直下から滑降。
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しかし、全然うまくターンできず転びかける。
体力と技術の無さを痛感。
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滑り込んだところから折り返し戻る、風の当たらない斜面で昼食。
日差しは強いが寒いので、MECのノーザンライトプルオーバーを被った。シェルの上からも着用できるLサイズなので、このような時には便利である。

さらにトラバースしてから沢を滑降。
こけた。
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適当なところで斜面をトラバースして薮を抜けゴンドラ駅へと向かった。
駅からはスキー場内を滑り駐車場へ。

最高の天気とまずまずの雪で、かなり良い山だった。
私のスキー技術がもう少しあれば最高だと思う。

M-freeでは、2月28日(日)スキーツアーin安達太良山を企画しています。
御用とお急ぎで無い方は是非お問い合わせ下さい。
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by rwalker | 2010-02-22 22:21 | 山行

IBEXのズボンとNEW SOLDIER

今年に入ってから月の半分近くはスキー場に通っている。
大抵履くのはIBEXのソフトシェル、Solitude Pants。
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3シーズン目で裾は擦り切れかけ、膝のあたりは毛羽立ち始めたがまだ使える。
素材はナイロン74%、メリノウール20%、スパンデックス6%のClimawool、表が化繊で裏がウールになっている。
尻はコーティングされたコーデュラナイロンにフェルト状のウールが貼ってあり、雪の上に座っても濡れず冷たさが伝わりにくい。
膝下は侵入した雪が付かないよう、コーティングされたコーデュラナイロン、裾口は伸縮し、裏には滑り止めが付いている。
腰の前面と腿から膝にはコーティングもフィルムも無く強い風は通すが、ストレッチで動きやすく、雪は付き難く蒸れない。
湿った大雪の中でもあまり湿った感じがせず、古いパタゴニアのハードシェルパンツよりもよほど快適だった。
風が強かったり、雨や霙でなければこれで問題無いのだが、裾が一重でゲイターが無いため雪が侵入しやすい。
アルペン用のブーツならさほどでも無いが、足首の細いテレマークブーツだとけっこう入る。
後継モデルでは裾が二重のインナーゲイター付きになっている。

Solitude Pantsの右腿には縫い目に沿った細長いポケットが付いていて、ここに普段収めているのがVictorinox New Soldier
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先端が大型-ドライバーになっている栓抜きはライナーロックで固定でき、これがスキーの金具を調整したり、ブーツ底に付いた雪を掻き落したりと重宝する。
他はあまり使わないので、小型のバール状ツールの携帯でも足りるのではあるが、ポケットに入れやすく生地を傷めず、スキーで転倒しても不安の少ない折畳みナイフの方が安心だ。
バックカントリーでの非常用として、New Soldierの鋸は、シェルターの支柱や添え木、代用ストックの作成、薪の確保に使える。
錐も何かと便利だ。
厚い手袋を嵌めたままではメインブレードを片手で操作することは難しいが、サムホールのおかげで手袋でも刃を起すことはできる(ライナーロックなので閉じるのは難しい)。
雪で滑りやすい中で、ハンドルに使用された滑り止め素材もありがたい。
スイス軍のライフルはモンテローザの山頂でも撃てる性能が要求されていると聞いたが、ナイフの方もかなりのものである。
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by rwalker | 2010-02-16 00:51

久々に歩く

スキーに行ってきた。
これはしょっちゅうだが、今日はしばらくぶりバックカントリーを楽しんだ。
今朝は自宅の周りや国道は大した積雪では無かったが、スキー場近くでは急に積雪が多くなっていてかなり期待できた。
スキー場でスタッフから聞いた話では、50cm近く積もっていたところもあったそうである。
エムフリーの和田氏と9時半に合流し、リフトを乗り継いでスキー場のトップへ向かう。
そこそこの降雪と若干の風で、サングラスの隙間から吹き込む雪が冷たい。
キシキシときしむ雪を踏みながらリフトを降り、トップから少し下がったたところから林間へ入る、積雪はスキーを履いて脛から膝、雪質は軽く歩きやすい。
途中シールを装着し滑走予定の斜面へと若干のアップダウンを繰り返しつつ歩く。
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今回は、週末に予定しているショートツアー(雪崩ビーコン講習も含む)のコース確認なので、幾つかの尾根を廻りつつ状況を見ながらである。

途中にあるブナにだきついてみた。
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ジグザグで歩きつつ予定の場所へと進むが、一旦先まで進んで地形を確認し小休止してから引き返した。
そして滑走、適度な斜度と広い林間、良い雪が相まって近年まれに見る快適な滑降だった。
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この地域でこれだけ良い状況は珍しい。
滑り、フラットなところでは歩き、少し登ったり、枝の下を潜ったり、と十数分で林道へ出る。
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林道を辿りスキー場に戻って昼食、午後からもコースを変えつつ二度入った。
シール無しで行き斜めに下りて最初のルートに合流するコースと、歩き始めにある良さそうな斜面を下ってから沢筋を降りるルートである。
前者は良い斜面が少なく、後者は沢を越すのに難儀した上地形が複雑になるため快適とは言いがたかった。
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短い距離ではあるが、軽く、歩けて滑れるテレマークスキーという道具の本来の楽しみ方ができた。
雪山を縦横無尽に行けるのはとても楽しい。
今回は登りが少なかったので、疲労は少なめである。

残念なことが一つある。
96年にカルガリーで購入し、-30℃を下回る中でのスノーボードや国内のバックカントリースキーで愛用してきた、ガイドやパトロール向けを謳っていた丈夫なウェア、パタゴニアのナイトロⅡが本日を持って引退することになった。
山を下りてきて乾していたら、裏地のメッシュに黄色いフケのような物が沢山付着していた、よく見たらシェルの裏のコーティングがボロボロに剥がれている。
薮の中を突っ切っても大丈夫なジャケットだったが、これでは使い続けることはできない。
名残は尽きねど、選手交代である。

PS:和田氏より写真を頂いたので追加しました。
有難うございます。
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by rwalker | 2010-02-03 23:43 | 山行