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Bark River Bravo 1 CPM 3V Green Canvas - Spear Point - Full Height Grind

BRKでも人気のあるBravo 1の鋼材をCPM 3Vにしたモデル。
スゥエッジ付きやドロップポイントなどいろいろあるが、比較的ポイントの鋭くないスピアポイントにした。
グラインドはスパインまで傾斜の付いたフルハイト。
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Overall Length: 9.065 Inches
Blade Length: 4.250 Inches
Blade Steel: CPM 3V @ 58 rc
Blade Thickness: .217 Inch
Weight: 7.575 Ounces
丸みを帯びたポイントのせいか、オリジナルより無骨な雰囲気に感じる。

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こうして見るとかなり分厚い。
丸みを帯びた楔のようにも見える。

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左右でグラインドの具合が違うことを心配していたが、それは杞憂だった。
良かった。

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Bravo 1の1stと比較。
アウトラインの差はポイントのスパインをドロップして削り込んだだけなので、上記したスペックより刃が数mm短い。
刃の厚みはほぼ一緒だが、ハンドルは2mmほど厚かった。重量も20gくらい重い。
ハンドルと重量は握って判るくらいに太く重くなっている。
私としては、ハンドルが太くなり手袋をしても握りやすくなったので、かえって良くなったと感じた。

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鞘はだいぶ簡略化された。
革の質も劣り、作りも雑。
軽く、コンパクトになったとも言えるが。
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ループ基部が細くなっているので、ワックスでがっちり固めないと実用には耐えないだろう。
この時点でワックスは入れてあるが、不安を感じる。
腰に下げると撚れてしまうように思えるので、負荷が分散することを期待して鞘の穴にパラコードを通した。

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杉の丸太をバトニングで割って細くし、少し削ってみた。
箱出しでの切れ味は良好。
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A2のBravo 1と比べても遜色は無いが、フルハイトのせいか若干深く食い込み勝ちになる。
これは慣れだろう。
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最近よく使うミニタスカー(O1鋼)でもやってみたが、より良く滑らかに削れる感じだった。
刃の厚みやグラインド、研ぎも違うが、鋼材の差もあるかも知れない。

鞘以外では特に不満を感じず、良いナイフだと思う。
スピアポイントなのでオリジナルのように鋭いポイントを使った作業は難しいが、短く持ってのコントロールはかえって楽に感じた。おそらく強度も高いだろう。
肉や野菜などを切る場合では、フルハイトのためかオリジナルよりも使いやすかった。
鋼材の違いによる切れ味の差は特に感じなかったが、これから使っていくうちにわかるかもしれない。
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by rwalker | 2011-11-26 20:54 | ナイフ

Fire kit

スパークライトをベースに火熾しキットを組んだ。
スパークライトはライターの発火部のような点火器とティンダーがセットになっていて、扱いが容易で確実性の高い着火器具。
AMKでもあるが、軍用のものは小さなプラスチックケースに入っている。
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サイズはピースの箱より少し小さい程度。
蓋に防水性は無い。
ダクトテープを巻いて、不用意に蓋が開かないようにテープ留め。
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中身はスパークライト本体にティンダー4つ(元々は8つ入ってた)、ダクトテープを巻いたマグネシウムファイアスターター、刃を鋭く研いだ缶切り、ワセリンを染み込ませた麻紐。
ティンダーには糸を通した縫い針を刺してある。
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6mmほどのマグネシウムロッドに発火石が接着されたファイアスターターと缶切り。
缶切りの刃はヤスリで鋭くし、ティンダーを切り分けたり麻紐を切断できる。
また、ストライカーとして使用しやすいようにノッチも付けた。

火を熾す場合は、スパークライト或いはマグネシウムファイアスターターでティンダーか麻紐に着火、麻紐に細くちぎったダクトテープを付けても良い。
マグネシウムを削る場合はダクトテープの粘着面に削り屑を落とすと飛び散らない。
ダクトテープやガムテープは基布に合繊を使用し、燃えやすい界面処理液とゴム系粘着剤が塗ってあるため、燃えやすく燃焼時間が長い。焚火の着火剤として優秀。

想定としては、あまり緊急性の無いときはスパークライトで麻紐とダクトテープに着火、急いでる時はティンダー、スパークライトが壊れたり石が無くなったらマグネシウムファイアスターターを使用。
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by rwalker | 2011-11-15 19:47 | 火器

Backcountry Boiler

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ケリーケトルの軽量な小型版。
同様の製品のmKettleよりも軽く、本体、火皿、ネオプレーンスリーブ、蓋の合計が278gだった。
シルナイロン製の収納袋が付属する。
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使用法はmKettleと同じく、適当に焚き付けと燃料を放り込んで燃やすだけ。
細く割った薪が片手に握れるほどあれば数分で沸騰する。
容量は590ccだが、水位が高いと沸騰したとき勢いよく湯を吹いてしまう。これはmKettleも一緒。
400ccぐらいなら目を離しても大丈夫か。
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火皿の穴を風に対して斜めにして置いたので炎が渦になってた。
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沸騰したところで殆ど炭になっていた。
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これの火皿にもフォールドアカップが収まる。
隙間には固形燃料などを詰めておくと良いだろう。
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mKettleと違って内筒が円錐形のため、空気の通りが良いのではと思っていたが、それほど大差は無かった。
しかし、上の穴からの燃料投入はしやすい。
あまり短くしなくとも、放り込んだ後に傾いて穴を塞ぎにくい。

参考時間としては、直径5~10cmで長さ20cmの薪があれば、それを割って燃やして湯が沸くまでは20分ほど。
燃料消費は少なく、殆ど燃え尽きて灰になるので後片付けも楽。
風に強く延焼の危険も少ない。
500cc程度の湯を沸かせば充分なら、これは使える道具だと思う。
mKettleも同様だが、100gくらい重い。
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by rwalker | 2011-11-15 19:13 | 火器

ミニタスカーのリプロファイル

ミニタスカーは良いナイフだが、セカンダリベベルの角度が大きすぎるように感じたので少し変えた。
ダイヤモンド砥石と水砥、400~1200番の耐水ペーパーを使用。
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砥石当てた時の段が残ってるが、使用するには充分だろう。

早速コーヒー淹れがてら使ってみた。

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直径5cmくらいの乾いた杉をバトニングで切断して細かく割った。

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Mケトルの火皿に焚き付けを入れる。

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よく乾燥した杉を細かく割ったのでよく燃える。

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できあがり。


使った感じでは食い込みも切り離れも良かった。
バトニングしてもダメージは無し。
良い感じになったと思う。

ちなみに、フォールドアカップはMケトルやBCボイラーの火皿に収まる。
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by rwalker | 2011-11-14 18:26 | ナイフ

Hunter's fire

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2本の丸太を並べての焚火。
丸太が燃料と炉を兼ね、簡単で効率が良い。

今回は直径10cm以下の細いのを使った。
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薪を切断したら間で燃やす分を作る。
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乾いているので簡単に燃えた。
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これは細めなのでそのまま薬缶が乗ったが、太い丸太の場合は金網やグリル等があると良い。
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湯を沸かす程度なら、生木の枝を使って五徳にすることも可。
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今回は丸太が細すぎて間の空間が狭く、通気が悪かったせいか煙が多かった。
直径15cm以上あったほうが良いと思う。
太めのを1mくらいに切断して使うと細長い焚火となる。
2本を寄せて上にもう1本乗せると安定して長時間燃える。
昔カナダを旅していたとき、立ち枯れのツガを切り倒して燃やし、氷点下の夜を寝袋無しで幾晩か過ごした。
直径30cmくらいだと、上に乗せたのが燃え尽きるまで3時間前後。
時々足してやる必要はあったが、火の脇で暖かく寝ることができた。
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by rwalker | 2011-11-13 18:59 | 火器

Pocket Cooker

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折り畳みできる小型の薪ストーブで、けっこう前からある。20年以上前のCabela'sのカタログにも載ってた。
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畳むと文庫本より少し大きめくらいだが、広げると20×10×15cmくらいになる。
重量は550gほど。付属の袋の裏にはベルトループがある。
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底板は空気が入るように穴が開いているので、下にオキや灰が落ちる。
場合によっては何か敷いたほうが良い。
焚口の蓋には取っ手があり、これをつっかえ棒にして開いたままにしておける。

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小さいので少々面倒ではあるが、炊き付けと細い枝など入れて点火。
あまり詰め込むと酸欠で燃えが悪くなる。

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太目の枝を加えて炎が安定してきたら鍋などを乗せる。
この手のものとしては比較的に奥行きがあり使いやすいのだが、オキや燃えさしが吸気穴を塞ぐことがあるので、燃えが悪くなったら鍋をどけて様子を見る。

裸火よりも安全性はあり、燃料の節約にはなるのだが、使いこなすには慣れが必要。
ドリルで空気穴を増やせば、もう少し燃えやすくなるかもしれない。

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by rwalker | 2011-11-10 17:29 | 火器

自在鉤

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新しい斧とナイフ使いがてら自在鉤作ってみた。

適当な太さで40cmほどの木の枝に十字の刻みを入れ、三方を削り取る。
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ナイフを当てて背を棒で引っ叩いて食い込ませるか鋸を使う。
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鉤となるので、鍋のツルが引っかかるように形を整える。

横棒に引っ掛ける部分は、一文字の切り込みを入れて下方になる側をを削り取る。
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これも鉤と同様にナイフか鋸で切り込みを入れる。

横棒は先端を楔状に削るだけ。
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斜めになるので充分に引っかかる。
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横棒はY字の枝や石か丸太で支え、端は地面に打ち込んだ枝の股で押さえるか、石などを乗せる。
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鍋が重い場合は動かないか確認すること。

刻みの位置を変えれば高さを調整できる。
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コンビーフと玄米のスープ作った。
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コンビーフと玉葱を炒め、水を入れて煮立て、じゃが芋、人参、玄米を放り込んだ。
味付けはブイヨンキューブと塩胡椒。
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by rwalker | 2011-11-08 18:12 |

Gransfors Outdoor Axe

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スウェーデン軍のサバイバルインストラクターを務めたLars Fält氏デザインの手斧。
小ぶりで軽量なビットの割りに長めの柄を備えている。
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全長は37cmで重量は500gほど。
刃渡りは6.5cm。
外見の特徴は柄の付け根部分のスリーブで、傷み易い部分の保護になっている。
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全長28.5cmのVaughan SUPERSPORTSMAN'S SUB-ZERO AXE とも比較してみた。
全長で約10cm、重量で150gほどの差がある。

アウトドアアックスはスリーブの存在で、横から見ると薪割り用のスプリットアックスに似ているが、性格的にはハドソンベイアックスに近いと思う。
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ハドソンベイアックスも軽量なビットを使用し、長めの柄でそれを補っている。
普通の両手斧よりも携行しやすく、カナダの開拓時代に奥地へと入る猟師に好まれた。

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西洋の斧は柄の付け根がかなり薄くなっているものが多いのだが、アウトドアアックスは比較的厚みがある。
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ビットは他の手斧に比べると若干厚みがあり、割る作業にも良さそうだ。
かと言って厚過ぎる事も無く、切断にも充分使える。

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通信販売で斧を買う場合、一番心配なのは柄の木目だが、これならまずまず。

実際に使用した感じでは、伐る、割る共に良好で使いやすかった。
柄の長さも丁度良い。
しかし、このような手斧全般に言えるのだが、立った状態で振り下ろすと刃が膝か脛の位置にくるので、振り下ろせば地面に食い込む長い両手斧より自傷する危険が高い。
作業によっては両膝を付いて行うのが良いと思う。
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by rwalker | 2011-11-08 17:29 | ナイフ

Stick fire

ディスカバリーチャンネルのサバイバルゲーム見てたら、生木を五徳にしてたので真似してみた。

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適当な太さで真っ直ぐな若木で30cmくらいの杭を4本作り、四角形になるように地面に打ち込んで、間に焚き付けや小枝などを詰め込む。

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火は上に登るので、火の回りが良い。

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薬缶乗せて時々薪を押し込む。

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杭は生木なのでお湯を沸かすくらいの時間では燃えない。

風が強かったり、長時間煮込むような場合には不向きだが、ちょっと湯を沸かす程度なら充分。
自在鉤作って吊るすよりも手軽にできる。

自在鉤
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by rwalker | 2011-11-07 16:57 | 火器

Gossman Mini-Tusker

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スコット・ゴスマン作のタスカーの小型版。
5/32" O1 Steel
4" blade
4.25" handle
重量は170g。鞘は70gだった。

ブラボー1とガニーとの比較。
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サイズは僅かにガニーより大きい。
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ハンドルは角張っていて、ガニーより好みの握り心地。

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厚みも殆どガニーと一緒(心持厚いようだ)。

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グラインドはフルコンベックスだがセカンダリベベルがある。

丁度良いサイズで使いやすそうなデザイン、良いナイフだと思う。
使用されてるO1は最早クラシックな炭素鋼で、似たような組成のA2に比べるとタフさや耐錆性は劣る。
しかし切れ味は良く、研ぎやすい鋼材でもある。

気になる点もある。
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ランヤードホールの位置が縁に近すぎ、叩いたり打ち込んだりするとハンドルスラブが割れそう。
通してあるのも肉の薄い真鍮管で、内側が面取りしてない。

実際に使ってみるのが楽しみなナイフだ。

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by rwalker | 2011-11-06 16:45 | ナイフ