スキーに行ってきた。
これはしょっちゅうだが、今日はしばらくぶりバックカントリーを楽しんだ。 今朝は自宅の周りや国道は大した積雪では無かったが、スキー場近くでは急に積雪が多くなっていてかなり期待できた。 スキー場でスタッフから聞いた話では、50cm近く積もっていたところもあったそうである。 エムフリーの和田氏と9時半に合流し、リフトを乗り継いでスキー場のトップへ向かう。 そこそこの降雪と若干の風で、サングラスの隙間から吹き込む雪が冷たい。 キシキシときしむ雪を踏みながらリフトを降り、トップから少し下がったたところから林間へ入る、積雪はスキーを履いて脛から膝、雪質は軽く歩きやすい。 途中シールを装着し滑走予定の斜面へと若干のアップダウンを繰り返しつつ歩く。 今回は、週末に予定しているショートツアー(雪崩ビーコン講習も含む)のコース確認なので、幾つかの尾根を廻りつつ状況を見ながらである。 途中にあるブナにだきついてみた。 ジグザグで歩きつつ予定の場所へと進むが、一旦先まで進んで地形を確認し小休止してから引き返した。 そして滑走、適度な斜度と広い林間、良い雪が相まって近年まれに見る快適な滑降だった。 この地域でこれだけ良い状況は珍しい。 滑り、フラットなところでは歩き、少し登ったり、枝の下を潜ったり、と十数分で林道へ出る。 林道を辿りスキー場に戻って昼食、午後からもコースを変えつつ二度入った。 シール無しで行き斜めに下りて最初のルートに合流するコースと、歩き始めにある良さそうな斜面を下ってから沢筋を降りるルートである。 前者は良い斜面が少なく、後者は沢を越すのに難儀した上地形が複雑になるため快適とは言いがたかった。 短い距離ではあるが、軽く、歩けて滑れるテレマークスキーという道具の本来の楽しみ方ができた。 雪山を縦横無尽に行けるのはとても楽しい。 今回は登りが少なかったので、疲労は少なめである。 残念なことが一つある。 96年にカルガリーで購入し、-30℃を下回る中でのスノーボードや国内のバックカントリースキーで愛用してきた、ガイドやパトロール向けを謳っていた丈夫なウェア、パタゴニアのナイトロⅡが本日を持って引退することになった。 山を下りてきて乾していたら、裏地のメッシュに黄色いフケのような物が沢山付着していた、よく見たらシェルの裏のコーティングがボロボロに剥がれている。 薮の中を突っ切っても大丈夫なジャケットだったが、これでは使い続けることはできない。 名残は尽きねど、選手交代である。 PS:和田氏より写真を頂いたので追加しました。 有難うございます。
by rwalker
| 2010-02-03 23:43
| 山行
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