人気ブログランキング | 話題のタグを見る

参考図書:アウトドア、サバイバル関連

「遊歩大全」 コリン・フレッチャー
言わずと知れたバックパッカーのバイブル。原本は「Complete Walker」現在、第四版。
日本語には、第二版が訳されている。30年ほど前なので、道具の記述は古いかも知れないが、非常に有益かつ実践的情報の宝庫。絶版なので入手は難しいが、一読をお勧めする。

「禅ヒッピー」 J・ケルアック
ビート詩人ケルアックの小説。
彼を初めとするビートニクス、モデルとなったゲーリー・スナイダーあってこそ、バックパッキング文化が誕生した。
作中に登場する缶詰、ワイン、「素晴らしく力の出るスープ」は美味そうである。
「ヤビアム」も経験してみたいものだ。

「SASサバイバルマニュアル」 J・ワイズマン
マニュアルとして、かなり良く出来ていて読みやすい。
デイビスの本の方が好きだが、こちらの方が絵が多い。

「ルナゲートの彼方」 R・A・ハインライン
SF小説
「何故、SF?」と、思われる方も多いだろう。
この世界では、どんなところにでも行ける「ゲート」が開発されているので、惑星開拓ブーム。
宇宙での仕事をしたければ(弁護士)でも、サバイバル課程が必修。
主人公のロッド・ウォーカー(高校生)は、サバイバルテストでのトラブルで、同級生、他校の学生とともに未開の惑星に取り残される。
装備選択の指針、哲学など、その辺のマニュアル読むよりも有用。
ちなみに、私のHNはこの本から。

「NORTHERN BUSH CRAHT」 M・Kochanski
著者は、北部でのサバイバルインストラクターではベスト、と言われている。
ナイフ、斧、鋸の使用法が主であるが、野外生活技術のマニュアルとして優秀。
スクールで出している「ミニブック」も、合わせて読みたいが、アマゾンでは買えない。
彼の所属するスクール、もしくはT・Elpelの所で買える。

「Outdoor Survival Skills」 L・D・Olsen
サバイバル、アメリカ西の横綱の著書。
原始技術協会の創設者で、BOSSも彼が元である。
基本をしっかり押さえている。
原始技術の入門書として最適。
さいとうたかをの「サバイバル」で、主人公が水底から拾い上げ手本にするのが、この本。

「フィールド モノ 講座」 平山隆一
モノだけでなく、小技も参考になる。
日本人が書いた本のなかでは、よく出来ている。
現在も「GUN」で連載中。

「父と息子の教科書」 斎藤令介
アウトドアのマニュアルで、一冊選ぶならこの本。
狩猟、銃、釣りなどに多くのページを割いてはいるが、実践的な事のみで、磨きぬかれた美しさを感じる。
近年出版された「田舎暮らしの教科書」も良い。

「愛に時間を」 R・A・ハインライン
またSF.
他の星での開拓のシーンがあり、装備リストがある。
西部開拓時代のものと同様であるが、必要なものは全て入っている、代用可または現地調達可のものは入れない、理念がはっきりしている。
それは、著者の他の本にも通じていて、宇宙旅行も登山の延長のようである。
二章を割いている「覚え書き」は、生き延びる為の哲学が随所に現れる。
この覚え書きだけを編集して、挿絵を入れた本があるが、美しい本だった。欲しい・・

「THE PRAIRIE TRAVELER」 Randolph B Marcy
西部開拓時代の米軍大尉の本。
装備、水の探し方、ナビゲーション、インディアンとの戦闘など、時代のニーズに合わせたマニュアル。
斜め読みしかしてないが、面白い。

「スカウティング フォア ボーイズ」 B・パウェル
BS運動の創始者の著書。
この本があって運動が産まれた、歴史的書物。
シートンの「ウッドクラフト」からの転記が多く、クレームつけられて後に和解。
技術的にも面白い部分が多い。
私のアウトドアへの傾向は、ここから始まった。



手元に本が無い為不備な点はあるかと思います。
他にも、良い本はあるのですが、とりあえず思いついたのを・・

あ~、今日も酔った^^
by rwalker | 2006-04-03 01:03 |
<< The Equipment C... もっと光を! >>